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2011年1月9日 - 2011年1月15日

プロレスラー、N井敏光君の事/後編

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/そんな矢先であった。まだ正月気分の抜けきらない1月8日、突然の訃報が届いた。
なんと「N井君が亡くなった」と言うのだ。にわかには信じられない悪いニュースにボクは驚いた。

/それは早朝だった。地方巡業から東京に帰る途中だった。高速道路でトラックを運転中、壁に接触したらしい。試合で疲れた体でトラックを運転し、居眠りをしてしまったのだ。
N井君は外に投げ出され、頭を道路に打ち付けたのだ。
 それは外傷も無く、あたかも眠っている様な安らかなお顔だったそうだ。
 
/人生の大きな成功を捨て、自分の夢を追って、全く違う世界に飛び込み、26年の短い人生を閉じたN井君。そんな君の生き方が、ボクは大好きです。
今頃きっと天国でプロレスの帝王になっていることだろう。

/色々な事を教えてくれたN井君。安らかなご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

【余談ですが/:当時の年配の会員さんにN井君の話をした事がある。その人は「バッカだねー。大人しく会社にいれば良かったのにねぇ」と言ったのだ。ボクは顔では平静を装いながらも、心の中で「バッカヤロー!」と叫んだのでした。

連絡/:N井君は多くの友人達に慕われていた。その友人達がN井君を偲ぶ「疾(はや)すぎたテンカウント」という立派な本を作った。ボクはその本をN井君のご両親から頂いた。中にはフジトレでの出来事や、写真も載っていて、ボクにとっても思い出深い物です。
 うかつにも「絶対返すから」と言うある会員さんの言葉を信じ、その本を貸したら返って来ない。今となっては誰に貸したのかすら思い出せない。持って行った人は、返してねぇ!】

≪写真はボクがフジトレーニングセンターで撮った、N井くんが最も充実していた時のものです≫

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プロレスラー、N井敏光君の事/中編

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/N井君は26歳になった時、「プロレスラーになるには今しかない」と、将来を約束された人生を捨て、全く違うプロレスラーへの道を歩み始めた。
 しかし、年齢や身長がネックとなり、大きな団体では受け入れて貰えなかった。それでもどうにか、ある小さな団体に入門する事が出来、とても喜んでいた。
 初めて経験するプロレスの稽古は、「毎日リングに叩きつけられて、ボロボロ」にされる、とてもつらいものだった。そんな稽古にもやがて慣れ、乗り越えてリングデビューする事が出来た。しかし、N井君は何戦かしたがなかなか勝利を上げる事は出来なかった。

/小さな団体では資金も乏しく、殆どの仕事を自分たちでしなければならなかった。そこでN井君は、持ち前の頭脳で、ポスターの制作やチケットの販売などの業務を、そしてゴールドコーストで築いた人脈で集客の殆どを担っていた。
 地方巡業などは、トラックにリングや荷物を積んで、自分たちが運転して出かけて行った。なかなかきつい毎日だったが、プロレスラーとして充実した生活を送っていた。
 N井君は自分が少しず強くなって行くのが感じられるらしく、「もうすぐ1勝するからね」と話していた。
 【次回に続きます】

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